Windows 11のセットアップを進めると、途中でMicrosoftアカウントへのサインインを強く求められます。
インターネットに接続した状態だと、ローカルアカウントの選択肢が表示されないように設計されており、「Microsoftアカウントを持っていない」ボタンすら消えてしまいます。
しかし以下のような場合はローカルアカウントで設定したいはずです:
インストールメディアから起動する前にLANケーブルを抜いておくのが一番確実です。Wi-Fiは接続しなければ問題ありません。
Microsoftアカウントのサインイン画面が表示されてしまった場合でも、コマンドで抜け出せます。
Shift + F10 を押す → コマンドプロンプトが開くcmd
OOBE\BYPASSNRO コマンドを使いたくない場合の裏技です。
no@thankyou.com ローカルアカウントではパスワードを忘れた場合に備えて「秘密の質問」を3つ設定します。
パスワードを忘れると詰みます。必ずメモしておいてください。
ローカルアカウントで設定した後でも、必要になれば:
設定 → アカウント → ユーザーの情報
→ Microsoftアカウントでサインインする から後で連携できます。最初からMicrosoftアカウントを強制される理由はありません。
Microsoftはアップデートのたびにローカルアカウントの回避方法を塞いでくることがあります。
| バージョン | 状況 |
|---|---|
| 初期リリース〜22H2 | 比較的簡単に回避可能 |
| 23H2以降 | BYPASSNROが一部で無効化 |
| 最新版 | 方法①(ケーブル抜き)が最も確実 |
どのバージョンでも確実なのは方法①のLANケーブルを抜く方法です。
| 方法 | 難易度 | 確実性 |
|---|---|---|
| ① LANケーブルを抜く | ★☆☆ 簡単 | 高い |
| ② BYPASSNRO コマンド | ★★☆ 普通 | バージョン依存 |
| ③ 偽メールアドレス | ★☆☆ 簡単 | バージョン依存 |
Microsoftとしてはアカウント連携を推進したい事情はわかりますが、ユーザーが自分のPCをどう使うか選べる自由は残しておいてほしいものです。
法人・検証環境での利用や、プライバシーを重視する方はローカルアカウントでの運用をおすすめします。